はじめてのハイストの遊び方。山札がそのままライフになる歴史カードゲーム

筆者が撮影した写真

ハイストには、ライフの数字がありません。山札の残りの枚数が、そのままライフです。
パワー5000の人物が山札を攻撃すると、山札の上から5枚が墓地へ送られます。
そして自分の番に山札から引くカードは、2枚までなら何枚でもよく、1枚も引かなくてもかまいません。

ハイスト(Hi!story)は、歴史上の人物や出来事のカードで戦うTCG(トレーディングカードゲーム。カードを集めて自分のデッキを組んで遊ぶカードゲーム)です。「はじめてのハイスト 日本の歴史 オールスター合戦」は、そのハイストを始めるための入門セットです。ライフを山札の枚数で数えると、カードゲームはどう変わるのでしょうか。

この記事で分かること

  • 引くほど自分のライフが減る:山札から引けるのは2枚まで。引かないことも選べます。
  • 攻撃の強さがそのまま枚数になる:山札への攻撃は、パワー1000につき1枚を墓地へ送ります。
  • 人物は重ねて育てる:ランクが1つ大きい人物を裏向きに重ね、次の番に表へ返します。
はじめてのハイスト 日本の歴史 オールスター合戦の箱
ゲームマーケット2026秋で買った「はじめてのハイスト 日本の歴史 オールスター合戦」(株式会社Highsto)

どんなゲーム?:2人で遊ぶ990円の入門セット

「はじめてのハイスト 日本の歴史 オールスター合戦」は、株式会社Highstoが2026年4月2日に発売した商品で、価格は990円(税込)です。32枚のデッキが2つ入っていて、買ってすぐに2人で対戦できます。

  • 前期デッキ:聖徳太子や織田信長が入った、パワーの高さで押すデッキ
  • 後期デッキ:伊藤博文や徳川慶喜が入った、効果でカードを次々に出すデッキ

小学校で習うような有名な人物を集め、効果もやさしくした、シリーズでいちばん安いセットです。ハイスト全体の推奨年齢は8歳(小学3年生)以上で、開発の中心は現役の東大生を含む大学生のチームです。箱には「収録人物40人」「所要時間15〜20分」と書かれています。

カードの異名や効果の名前は、実際の歴史上のエピソードをもとにしています。遊ぶうちに、人物どうしの関係や時代の流れに触れられるように作られています。

勝ち方:相手の山札を0枚にする

勝つ方法は、相手の山札を0枚にすることです。山札にカードがなくなったプレイヤーが負けになります。

ふつうのデッキは32〜40枚で組み、同じ名前のカードは2枚まで入れられます。入門セットのデッキは32枚なので、いちばん少ない枚数のデッキです。最初に山札から5枚を引いて手札にし、手札は2回まで引き直せます。

カードは2種類あります。

  • 人物カード:ランク(0〜4の5段階)とパワーを持ちます。剣のマークがあれば攻撃でき、盾のマークがあればブロックできます。
  • 事変カード:歴史上の出来事のカードです。レベルを持ち、自分か相手の場にそのレベル以上のランクの人物がいるときに使えます。

人物を出せる場は、5か所あります。

ターンの流れ:引く、出す、重ねる、攻める

1回のターンは、5つの段階に分かれます。

  1. ドロー&リフレッシュ:山札から2枚まで引き、横向き(レスト)の人物を縦向き(アクティブ)に戻します。
  2. 召喚:手札のランク0の人物を、好きな枚数だけ場に出します。場の裏向きのカードは、ここで全部表にします。
  3. 効果発動:人物の効果を使ったり、手札から事変を使ったりします。事変は1ターンに1枚までです。
  4. セット:場の表向きの人物の上に、ランクが1つ大きい人物を裏向きに重ねます。
  5. 攻撃:剣のマークを持つ人物を横向きにして攻撃します。攻撃できる人物がいる限り、何度でも攻撃できます。

先攻の1ターン目は引けません。また、先攻・後攻とも1ターン目はセットと攻撃ができません。

重ねて強くする:裏向きのセット

ハイストでは、ランクの大きい人物を手札からいきなり場へ出せません。ランク0の人物を出し、その上にランク1、さらにランク2と、1つずつ大きい人物を重ねていきます。重なっているときは、いちばん上のカードだけを見ます。

重ねるときは裏向きです。表になるのは次の自分の番の召喚の段階なので、強い人物が働き始めるまでに1ターンかかります。相手から見ると、裏向きのカードが置かれた時点で「次の番に何か大きいものが来る」と分かります。

カードの効果に「セットせずに召喚する」と書いてあれば、表向きのまま重ねられます。この場合は、表になるまで次の番を待つ必要がありません。

山札がライフになると何が変わるのか

ライフを山札の枚数で数えると、攻めも守りも、カードを引くことも、同じ1つの山を取り合う話になります。

引くほど、自分のライフが減る

ターンの初めに引けるのは、2枚までです。引かないこともできます。山札から1枚引けば、手札は1枚増えますが、ライフも1枚減ります。手札を増やして攻め手をそろえるか、山札を残して長く粘るかを、毎ターン自分で決めます。

攻撃の強さが、そのまま削る枚数になる

攻撃する先は、相手の山札か、相手の場の表向きで横向き(レスト)の人物のどちらかです。

  • 山札を攻撃する:攻撃した人物のパワー1000につき、相手の山札の上から1枚を墓地へ送ります。
  • 人物を攻撃する:パワーを比べ、小さいほうを墓地へ送ります。同じなら両方とも墓地へ送ります。

前期デッキは、聖徳太子と推古天皇がそろうと最大パワーが24000になります。この攻撃が山札に通れば、24枚が一度に墓地へ送られます。32枚のデッキの4分の3にあたる枚数です。

守りは3つから1つを選ぶ

攻撃された側は、次の3つのうち1つを使えます。

  • ブロック:盾のマークを持つ表向きでアクティブの人物を横向きにして、攻撃を受け止めます。パワーを比べて小さいほうを墓地へ送ります。
  • 身代わり:手札から{身代わり}を持つカードを1枚捨てて、攻撃している人物のパワーを3000下げます。
  • 事変:相手の攻撃のときにも使えると書かれた事変を、手札から使います。

山札への攻撃をブロックしても、すべて防げるとは限りません。攻撃した人物のパワーからブロックした人物のパワーを引き、残った1000ごとに1枚が山札から墓地へ送られます。パワーの差がそのまま、守りきれなかった枚数になります。

まとめ:はじめてのハイストの仕組み

仕組み中身
勝ち方相手の山札を0枚にする
デッキ32枚×2(前期・後期)
引く2枚まで。引かなくてもよい
育てるランクが1つ大きい人物を裏で重ねる
攻撃パワー1000につき山札1枚
守りブロック・身代わり・事変

ライフを数字で持つゲームでは、カードを引くことと身を守ることは別々の話です。ハイストは山札をライフにしたことで、引く枚数、攻撃のパワー、ブロックで残る差のすべてを「山札が何枚減るか」という1つの物差しにそろえています。

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本記事は、ハイストの公式ルール・公式サイト・ゲームマーケット公式の出展情報をもとに、筆者が自分の言葉でまとめたものです。写真は筆者が購入した商品を撮影しました。ハイスト(Hi!story)の名称・画像の権利は、株式会社Highstoと各権利者に帰属します。

参考資料

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