ワンピースカードゲームは、最初の弾から最新の弾まで、コモン45種・アンコモン30種・レア26種がほとんど変わりません。
最初のマジック:ザ・ギャザリングは、295種のうち116種がレアでした。
1997年のモンスターコレクションは、最初の1弾で362種もありました。
カードゲームの「弾」(同時に発売されるカードのまとまり)には、何種類のカードが入っているのでしょうか。最初の弾と、後から出る拡張とで、数はどう違うのか。そしてレアのカードは、全体の何割なのか。7つのカードゲームの最初の弾と最近の拡張を並べてみます。
この記事で分かること
- 最初の弾は大きい:ゲームの土台を一度にそろえるため、最初の弾は拡張より種類が多いことがほとんどです。
- レア度の骨格は、弾が変わっても動かない:差を付けるのは、上に重ねる新しい特別なレア度です。
- 出る確率まで公開しているのは少数:数値で見せているのは、調べた中ではポケポケとマジックの一部だけでした。
ワンピースカードゲーム:骨格は全弾ほぼ同じ
ONE PIECEカードゲーム(漫画『ONE PIECE』のカードゲーム)の最初のブースター「ROMANCE DAWN【OP-01】」は、2022年7月発売、全121種です。1パックは6枚です。
| 弾 | 全種類 | L | C | UC | R | SR | SEC | SP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OP-01(2022年7月) | 121 | 8 | 45 | 30 | 26 | 10 | 2 | — |
| OP-03(2023年2月) | 127 | 8 | 45 | 32 | 26 | 10 | 2 | 4 |
| OP-16(2026年5月) | 126 | 6 | 45 | 30 | 26 | 10 | 2 | 6 |
| OP-17(2026年8月) | 131 | 6 | 45 | 30 | 26 | 10 | 3 | 10 |
L(リーダー)、C(コモン)、UC(アンコモン)、R(レア)、SR(スーパーレア)、SEC(シークレットレア)、SP(スペシャル)です。OP-01の割合は、C 37%・UC 25%・R 21%・SR 8%・SEC 2%でした。
4年たっても、C・UC・R・SRの数はほぼ同じです。弾ごとの違いは、リーダーの数と、SPのような特別な枠で出しています。このほかに、同じカードの絵違い(パラレル)が1弾に25種前後あります。新しい弾は、ほぼ3か月ごと(2・5・8・11月)に出ます。
ポケポケ:最初の弾は286種、レア度は8段
ポケポケ(スマホのポケモンカードアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket』)の最初のパック「最強の遺伝子」は、2024年10月配信、286種です。レア度は◆1〜◆4、☆1〜☆3、王冠の8段で、☆以上は絵の違うカードです。
| パック | 全種類 | ◆1〜◆4 | ☆1 | ☆2 | ☆3 | 王冠 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最強の遺伝子(2024年10月) | 286 | 226 | 24 | 29 | 4 | 3 |
| 幻のいる島(2024年12月) | 86 | 68 | 6 | 10 | 1 | 1 |
| 時空の激闘(2025年1月) | 207 | 155 | 24 | 24 | 2 | 2 |
| 天空の支配者(2026年7月) | 233 | 155 | 44 | 30 | 2 | 2 |
☆以上の割合は、最初の弾の21%から、天空の支配者では33%へ増えました。200〜330種の大きな弾が約3か月ごとに、その間に90〜130種の小さな弾が月に1本ほど出ます。
ポケポケは、1枚ずつの出る確率をアプリの中で公開しています。1パック5枚のうち、1〜3枚目は◆1で決まり。4枚目と5枚目は次の確率です。
| 枠 | ◆2 | ◆3 | ◆4 | ☆1 | ☆2 | ☆3 | 王冠 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4枚目 | 90% | 5% | 1.666% | 2.572% | 0.5% | 0.222% | 0.04% |
| 5枚目 | 60% | 20% | 6.664% | 10.288% | 2% | 0.888% | 0.16% |
さらに0.05%の確率で、5枚すべてが☆1以上の「レアパック」(遊ぶ人の呼び名ではゴッドパック)になります。
ポケモンカード:1弾は約100種
紙のポケモンカードゲームの「スカーレット&バイオレット」シリーズの最初の拡張パック「スカーレットex」は、2023年1月発売、1パック5枚です。収録は、番号の付いた通常のカード78種と、番号の外の特別な絵のカード30種で、合わせて約108種です。
レア度は8段あります。C(コモン)36%、U(アンコモン)23%、R(レア)7%、RR(ダブルレア)6%、AR(アートレア)11%、SR(スーパーレア)9%、SAR(スペシャルアートレア)5%、UR(ウルトラレア)3%。種類で数えると、絵の違う特別なカード(AR・SR・SAR・UR)が全体の3割近くを占めます。出る確率は公開されていません。新しいパックは1.5〜2か月ごとに出ます。
マジック:最初はレアがいちばん多かった
1993年の最初のマジック(アルファ)は295種。コモン74種(25%)、アンコモン95種(32%)、レア116種(39%)、基本土地10種でした。今とは逆に、種類はレアがいちばん多い弾です。15枚のパックに入るレアは1枚なので、1種類ずつはとても出にくくなります。
2024年8月の「ブルームバロウ」は261種。コモン81種(31%)、アンコモン100種(38%)、レア60種(23%)、神話レア20種(8%)です。1パックには、コモン6〜7枚、アンコモン3枚、どのレア度も出る「ワイルドカード」1枚、レアか神話レア1枚、光る加工のカード1枚、基本土地1枚などが入ります。基本土地の季節の絵が春40%・夏30%・秋20%・冬10%と、確率の一部も公開されています。主なセットは年に4本ほどです。
遊戯王とデュエマ
遊戯王オフィシャルカードゲーム(遊戯王OCG)の最初のパック「Vol.1」(1999年)は、わずか40種。ノーマル30種(75%)、レア5種、スーパーレア3種、ウルトラレア2種でした。最初の弾が小さいのは、調べた中では遊戯王だけです。
2026年7月の「BEYOND THE BRAVE」は80種、1パック5枚。ノーマル40種(50%)、レア18種(23%)、スーパーレア10種(13%)、ウルトラレア8種(10%)、アルティメットレア4種(5%)です。このほかに、同じカードのシークレットレア版が30種などあり、公式も「1ボックスで80種類全部は揃いません」と書いています。基本のパックは約3か月ごとです。
デュエル・マスターズ(タカラトミーのカードゲーム。デュエマ)の第1弾(2002年)は120種。コモン40種(33%)、アンコモン30種(25%)、レア30種(25%)、ベリーレア10種(8%)、スーパーレア10種(8%)でした。2026年4月の「逆札篇 第1弾」は通常のカードが90種で、ドリームレア・オーバーレアという1種類だけの最上位が加わっています。
モンコレ:最初の弾は362種
1997年9月のモンスターコレクション(モンコレ)第1版は362種。レア度は「頻繁」96種、「並」96種、「稀」96種、「極稀」64種、ほかに基本の地形10種です。モンスター(ユニット)だけで222種ありました。16枚のブースターには、「稀」2枚か、「稀」と「極稀」が1枚ずつ入りました。
1998年4月の最初の拡張「古代帝国の遺産」は144種で、頻繁・並・稀が48種ずつ。極稀の無い、ただ一つのセットです。拡張は4〜5か月ごとに出ました。
7つのゲームを並べると
| ゲーム | 最初の弾 | 最近の拡張 | 最初の弾のいちばん下のレア度 | 新しい弾の間隔 |
|---|---|---|---|---|
| ワンピース | 121種 | 131種 | C 37% | 約3か月 |
| ポケポケ | 286種 | 233種 | ◆1 約35% | ほぼ毎月 |
| ポケモンカード(SV) | 約108種 | — | C 36% | 1.5〜2か月 |
| マジック | 295種 | 261種 | C 25% | 年4本ほど |
| 遊戯王 | 40種 | 80種 | ノーマル 75% | 約3か月 |
| デュエマ | 120種 | 90種 | C 33% | — |
| モンコレ | 362種 | 144種 | 頻繁 27% | 4〜5か月(初期) |
多くのゲームは、最初の弾でゲームの土台をまとめてそろえ、拡張はテーマを絞って足します。いちばん下のレア度は全体の3割前後で、ここはどのゲームも大きく変わりません。最近は、同じカードの絵違いを上の段に重ねて種類を増やす形が目立ちます。
『背界の旅団』の最初のパックは159種
私が制作した『背界の旅団』は、今のところパックが「背界王の覚醒」の1つだけです。最初は75種でしたが、拡張を出さずにこの1つへカードを足し、次の版から159種になります(理由は「75種のカードは6日で8割そろった」に書きました)。
| レア度 | 種類 | 割合 |
|---|---|---|
| ●コモン | 60 | 38% |
| ■アンコモン | 42 | 26% |
| ★レア | 35 | 22% |
| ☘極レア | 22 | 14% |
1パックは6枚で、75%が「●3・■2・★1」、15%が「●3・■2・☘1」、10%が「●2・■2・★1・☘1」です。1枚のカードが1パックに入る平均は、●が4.83%、■が4.76%、★が2.43%、☘が1.14%。ポケポケと同じように、出る確率はアプリの中で公開しています。
ほかのゲームと比べると、☘(極レア)の種類の割合が高めです。絵違いではなく、ロードや竜の王など、それぞれが別の能力を持つカードだからです。種族ごとのロードを毎日の無料パックで少しずつ集めていく形にしています。
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